「このテープ、何分くらい入っているんだろう?」
ラベルに「120」と書いてあっても、3倍モードで録画していれば最大6時間入っていることがあります。テープの録画時間は「テープの長さ」と「録画モード」の組み合わせで決まります。

この記事では、VHS・VHS-C・8mm(Hi8)・miniDV・ベータ・カセットテープ・MDの録画(録音)時間を一覧にまとめました。ダビングを依頼する前の本数・時間の確認にお使いください。

まず知っておきたい「ラベルの数字」と「録画モード」

テープのラベルやケースに書かれている「120」「60」などの数字は、多くの場合標準モードで録画したときの分数です。

ビデオデッキやビデオカメラには、テープの送り速度を遅くして長く録画できるモードがあります。

📼 主な録画モード
・標準(SP):一番きれいに録れるモード。ラベルの数字どおりの時間
・3倍(EP):VHSの長時間モード。標準の約3倍の時間録れる
・LP:8mm・miniDVなどの長時間モード。標準の約1.5〜2倍の時間録れる

長時間モードはテープを節約できる反面、標準モードより画質が落ち、録画した機械以外では再生が不安定になりやすいという特徴があります。

VHS・S-VHSの録画時間

家庭用ビデオデッキで一番よく使われていたのがVHSです。テレビ番組の録画では3倍モードもよく使われていました。

テープ 標準 3倍
60分テープ(T-60) 60分 180分
120分テープ(T-120) 120分 360分
160分テープ(T-160) 160分 480分
210分テープ(T-210) 210分 630分

S-VHSテープも、同じ長さなら録画時間は同じです。

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VHS-C(ビデオカメラ用の小さいVHS)の録画時間

VHS-Cは、ビデオカメラ用の小型テープです。テープが短いぶん、録画時間も短めです。

テープ 標準 3倍
TC-20 20分 60分
TC-30 30分 90分
TC-40 40分 120分

▶ VHS-Cのダビングについてはこちらの記事で解説しています

8mmビデオ(Video8・Hi8・Digital8)の録画時間

8mmビデオは、1980年代後半から2000年代にかけてビデオカメラで広く使われたテープです。

テープ 標準(SP) LP
P6-30(30分) 30分 60分
P6-60(60分) 60分 120分
P6-90(90分) 90分 180分
P6-120(120分) 120分 240分
⚠️ Digital8は録画時間が短くなります
Digital8は、Hi8と同じテープにデジタルで記録する方式です。テープの送り速度が速いため、120分のHi8テープでもSPで約60分、LPで約90分になります。

▶ 8mm・Hi8ダビングの詳しいご案内はこちら

miniDV(DV・HDV)の録画時間

miniDVは、2000年代のデジタルビデオカメラで主流だった小さなテープです。

テープ SP LP
60分テープ(DVM60) 60分 90分
80分テープ(DVM80) 80分 120分

「miniDVなのに2時間録れた」というテープは、80分テープをLPモードで録画したものがほとんどです。

ハイビジョンのHDV方式で録画した場合は、LPモードがなく、SPと同じ時間になります。

▶ miniDVダビングの詳しいご案内はこちら

その他のテープの録画・録音時間

ベータ(Betamax)

ベータは、テープの長さを「L-500」「L-750」などの数字で表します。家庭では主にβII(標準)・βIII(長時間)で録画されていました。目安として、L-500はβIIで約2時間、L-750はβIIで約3時間です。

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カセットテープ

カセットテープの「C-60」「C-90」の数字は、A面とB面を合わせた合計の録音時間です。C-60なら片面30分、C-90なら片面45分です。

▶ カセットテープダビングの詳しいご案内はこちら

MD(ミニディスク)

MDは60分・74分・80分のディスクが一般的です。MDLP対応の機械で録音した場合、LP2モードで2倍、LP4モードで4倍の時間を録音できます(80分のMDならLP4で最大320分)。

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▶ 再生中に途中から真っ暗・青い画面になるときの見分け方はこちら

長時間モードのテープをダビングするときの注意点

3倍やLPで録画したテープは、テープの送り速度が遅く記録が細かいため、次のようなことが起こりやすくなります。

⚠️ 長時間モードで起きやすいこと
・標準モードに比べて画質が粗く、ノイズが出やすい
・録画した機械と別の機械で再生すると、映像が乱れたり途切れたりすることがある
・テープが傷んでいると、標準モードより影響が出やすい

当店では、テープの状態を見ながら再生する機材を選び、できるだけ安定して再生できる状態でダビングしています。

また、テープの後半に何も録画されていない部分があることもよくあります。そうした部分はテープ全体を確認したうえで、録画されている映像をすべてデータ化します。

テープダビング.comなら録画時間に関係なく1本単位の料金

当店の料金は、テープ1本ごとの定額で、録画時間による追加料金はありません。
3倍モードで6時間入ったVHSでも、ビデオテープなら1本990円(税込)です。
テープの種類 通常プラン(1本・税込)
VHS・VHS-C・8mm・Hi8・miniDVなど 990円
ベータ・MicroMV 1,300円
カセットテープ・MD 1,078円

20本以上のご注文は合計から10%割引+返送料無料です。詳しくは料金案内ページをご覧ください。

よくある質問

Q. 何モードで録画したか分からないのですが…
分からなくても大丈夫です。当店で再生して確認しますので、そのままお送りください。どのモードでも料金は同じです。

Q. 3倍モードの長いテープは、DVDに入りきりますか?
DVD1枚に収まりきらない長さのテープもあります。その場合の納品方法は、お見積りの際にご案内しますので、気になる方はお申し込み時にお知らせください。

Q. テープの途中から何も映らないのですが、故障ですか?
テープの後半が録画されていないだけ、ということもよくあります。当店ではテープを最後まで確認し、録画されている部分をすべてダビングします。

Q. LPモードのminiDVもダビングできますか?
はい、対応しています。ただ、録画したカメラ以外では再生が不安定になることがあります。うまく再生できない場合は、撮影したカメラを一緒にお送りいただけないかご相談させていただくことがあります。

テープの録画時間は、ラベルの数字だけでなく録画モードによっても変わります。

当店は録画時間に関係なく1本単位の料金なので、長時間録画のテープもお気軽にお送りください。

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